あっという間のことでした。

余りに突然すぎて　何が何だか分かりませんでした。

音に振り返ったら　心肺停止、どうしてですか？

病院へ急行するも　蘇生処置は叶わず。

旅立ちが　確認されたのでした。

おそらく「特発型心筋症による急性心不全」

・・・　私の落ち度では？　何かサインがあったのでは？

でも、ずっとみてくれてきたかかりつけ医が

「無症状なので、予知予見は不可能です。」

そうおっしゃるので　思うまい、　考えまい。　それしかない。

今までのあれこれで、「明日を保証された命はない」と常に思ってきたので

―　暮らす時から看取る覚悟はできていた。

―　毎日気持ちを伝えた。

大好きだよ～。　かっわいいね～。　きれいですね～。　えらいね～。

すごいね～。　つるっつるだね～。　おもしろいね～。　かっこいいね～。

・・・　たくさん話したな。

しておいて　良かった　と思う。

でも、もっと一緒にいたかったよ。

今も　押し入れの中で　寝ている気がする。　ひょこっと　顔を出す気がする。

ずっと押し入れの中の　守護天使でいてもらおう。

わたしは　これからも自分にできることを　精一杯やっていこう。　誠心誠意。

見守っててね。